沖縄の一ヶ月の電気代金はどのくらい?なのか気になるという方も多いのではないでしょうか。
沖縄の民家の電気代金の相場

沖縄の一ヶ月の電気代金についてですが、総務省の統計局の家計調査によると、2013年の、沖縄地方の電気代の平均額として月額10,566円という統計が上がっています。
さらに沖縄地方の1年間における電気代の推移をグラフで見てみると、夏場の沖縄の電気代が最も高くなっているのに対し、冬場は最も減少しています。
冬場の電気代に対し、沖縄の夏場の電気代は、冬場の約2倍もの電気代となっていることが分かります。
しかし、沖縄地方の電気代に関して、全国平均と比較しても沖縄の電気代の方がやや安くなっていることが分かります。
電気代金の全国平均相場
沖縄だの電気代金の平均に対して、全国平均は、月額10,668円という金額になっています。
沖縄地方では、夏場の電気代に関しては、全国平均よりも高くなっていますが、冬場の電気代が全国平均よりも安上がりになっていることから、総合的に全国平均よりも、電気代が安くなっているのです。
つまり、沖縄の電気代金は夏場の冷房費用によって大きく変わるといえるでしょう。
他の地方に比べると、冬の電気代金が非常に少なく済むというのが沖縄地方の特徴なのですが、その分夏場の電気代は高く付いてしまうというのが実際の所のようです。
夏は年中暑い沖縄は電気代も上昇傾向?
夏の冷房を長い期間利用をしているという家庭は多く、このため、夏の電気代が冬の2倍近くかかってしまうということになります。
しかし、沖縄は電気代金が高いと、感じている方は沖縄の住民には多いようです。これはなぜかというと、電気料金のプランの問題です。
離島である北海道と沖縄は、電気料金が高く設定されていて、沖縄電力の料金の高さは、ランキングでも常に上位になっています。
沖縄の場合、北海道と同様に、離島であるという事からも発電、送電の費用がかさんでしまうと言う事情があります。また沖縄には原子力発電所もないことから、これまでも本土よりも1~2割程度、電気料金が高かったようです。
沖縄は、このように全国的にも電気料金ランキングで上位に入っていることから、全国的にも電気代金が高くなっているといえるでしょう。離島ではこのようにどうしても電気代が高くなってしまいますので、電気代を下げたいと思った場合には、自分たちで節電をするなどの工夫が必要になってきます。
しかし、沖縄にいると、冬場には電気代がかかりません。沖縄は冬場も暖かいことから、暖房器具が一切いらないと言うことも珍しくありません。
家庭によっては、暖房器具をほとんど使わないところもあり、電気代が1ヶ月3千円程度で収まっているという家庭もあるようです。
また、沖縄の夏は暑いですが、東京よりは沖縄の方が風通しが良く、湿度が低いという特徴がありますので、電気代がかかりやすい夏場に、扇風機などを上手く使い、過ごすことが出来れば、電気代を大きく節約して削減することが出来るといえるでしょう。