不動産

基準地価とは?

基準地価とは?

①基準地価の概要

基準地価は「都道府県基準地標準価格」の略で、住宅地・工業地・商業地といったカテゴリー別に1平方メートル当たりの価値を単価で評価した価格の事です。
要は「自分の住んでいるところにどの位の価値があるのか」という事を示す基準でもあり、基本的には公示地価と同じような物と考えてもらえばOKです。

②基準地価と公示地価の違い

基準地価とは?

公示地価は毎年1月1日時点の地価を評価する物ですが、基準地価は毎年7月1日時点の地価が対象となっています。
また、その金額が発表される時期も公示地価が3月頃であるのに対し、基準地価はおよそ9月頃と半年程度のズレがあります。
これは基準地価が公示地価を補完する役割で用いられている制度であるためで、基準地価と公示地価を合わせて年2回の地価調査をする事で、より正確にその年度の標準地価を集計するためにこのような形式が取られているようです。
ただし、基準地価と公示地価は調査対象となる地域が重なり合っている事もあれば、お互いに全く違う場所を基準地として調査している場合も多く、どちらか一方を見れば全ての土地取引の参考が得られる訳ではありません。
要は調査対象が被って無い場所は年1回の評価しか参考にできないので、翌年度の地価変動によく目を光らせておく必要があるという事になります。

③どうやって基準地価の金額が決まるの?

一番大きなものはその土地の土地柄です。例えば地域特性として坂が多い所よりは平らかな場所の方が評価が高くなりやすいですし、その地域全体の上下水道や電気・ガスの整備状況や交通の利便性などによっても価値が大きく変動します。
今はまだ地価が安くても、土地開発や都道府県毎のUIターン者の誘致政策などによって急激に基準地価が上昇する地域なども珍しくありません。
反対にそういった環境面の整備が追い付いていない場所や、他の地域と比べて突出した魅力の無い土地では、前年度より地価が下がってしまうような地域も多いです。

④基準地価を参考にする時の注意点

土地取引などを行う時に基準地価を参考にしようという場合には、基準地価と実際に取引される金額に差が出る事もあるという事には注意して下さい。
基準地価によって算出される金額は、あくまでもその調査が行われた場所の平均価値、あるいは調査員(不動産鑑定士)が客観的に見て判断した価格です。
だからといってその通りの金額で土地が売れるという訳では無く、実際に購入される場合にはその人の好みや金銭的事情も加味されてしまうケースが多いです。
また、その地域全体として見れば価値が高いけど、売りに出す土地だけ日当たりが悪いとか地盤が緩いなどといった個別の鑑定内容によっては金額が大きく下がってしまう事もあります。
逆に言えば基準地価が安い場所でも高く評価される土地もあるという事ですから、その辺りはメリットともデメリットとも言えます。
基準地価はあくまでも対象地域の平均的な価値を判断する物ですので、参考にする場合は自分が所有している土地の状況と照らし合わせて利用していくのが良いでしょう。