不動産

元付業者(物元業者)とは?

元付業者(物元業者)とは?

元付業者(物元業者)は、不動産を売りたい顧客(または買いたい顧客)から直接依頼を受けている仲介業者のことを指します。一方、依頼があった不動産取引について興味のある顧客を見つける仲介業者は客付業者と呼ばれています。

売主から直接依頼を受けている仲介業者の事。

不動産売買だけでなく、不動産を所有している顧客(大家さん)から借主探しの依頼を受けている場合も元付業者となります。

不動産の売主は信頼できる元付業者(仲介業者)に依頼して買主を探してもらいますが、各客付業者(仲介業者)はそれぞれ買主の候補となる顧客を抱えていますので、1(元付業者)対多(客付業者)の関係となります。

賃貸の場合を想像すると分かりやすいかもしれません。4月の入学前に2~3月に大学近くのマンションやアパートに数多くの内覧希望者が来ます。そのマンションやアパートのオーナー側の仲介業者が元付業者で、学生側の仲介業者が客付業者となります。

賃貸における元付業者は、顧客(大家さん)所有の物件管理や入居者募集を依頼されています。物件の現状や競合する賃貸物件、地域の状況などにも詳しく、大家さんに物件の価値を上げるためのアドバイスをすることもあります。

元付業者のメリット

元付業者(物元業者)とは?

大学生やシングルなど賃貸物件を借りる立場ですと、物件の情報や周辺環境に詳しい人から直接回答をもらった方がスムーズに進むことがあります。入居は早い者勝ちです。駅近や大学周辺など人気物件は入居者が決まりやすいため、レスポンスが早い方が有利になるケースも考えられます。また大家さんと連絡を取れるのは元付業者だけですので、家賃交渉などをしたい場合には何かと便利です。これを踏まえ、元付業者の仲介業者に問い合わせるのも、希望通りの物件に住むための方法の一つです。

元付業者は、自ら客付業者になることもあります。つまり自社で管理している賃貸物件を顧客(借主)に勧めることになります。仲介業者は契約が成立しなければ報酬を得ることができませんので、なかには自社物件を中心に勧めてくる仲介業者もいます。自社物件しか取り扱わない仲介業者であれば、紹介できる物件は少なくなってしまいます。この点は、元付業者に相談するデメリットになりますが、事前に知っていれば対応しやすいので問題ありません。

元付業者は大家さんと面識があり、地域密着型なので、内覧までの段取りがスムーズであったり、周辺地域の様子に詳しかったりします。賃貸物件の管理や運営もしていますので、元付業者か客付業者かの見分けるポイントとなります。

ただ元付業者と客付業者の違いではなく、信頼できる仲介業者を選ぶことが何よりも大切です。