いざ、沖縄に住みたいと思っていても、それなりの収入がないと暮らしていけないとか、これから沖縄で今までなかったようなお店を展開したいなんていう方など、色々なタイプの方がいますよね。
そこで気になるのは、沖縄でお店を出店する場合の賃料です。
これは一体いくらくらいするのでしょうか、場所別にみていきましょう。
1.やっぱり1番気になるのは県庁所在地の那覇!

沖縄の中でも1番人口が多く、主要空港もあり、多くの観光客がそこに滞在する那覇は、お店としては、収入のメッカでもありますよね。
そんな那覇市でお店を出店する場合の賃料ですが、坪単価となると、20~50坪以下のお店であれば、大体8,500円程となります。
これだとかなり小さなショップになるので、安いのかと思う方も多いですが、実はこの値段、そんなに人気の大きさではないのでこの値段です。
一番人気の50坪~200坪未満のお店であれば、坪単価は9,700円から11,000円程度と、それ以下の大きさの店舗よりも坪単価がアップします。
200坪以下となっても、最小の坪単価よりもやや高めで、8,500円前後となっています。
2.美ら海水族館を狙った出店!名護市の賃貸料は!?
美ら海水族館は名護市よりももうちょっと那覇市から離れた北部にあるのですが、名護に滞在する人も多いので、そういった人たちや地元の人を狙った出店を考える方もいるでしょう。
そこで、名護市のお店を出店する場合の賃料ですが、もちろん、那覇市よりは安くなります。
そもそも、那覇市から高速を使って1時間ほどかかる場所にあるので、沖縄本土の中でも、物価は安めです。
15~20坪程度の戸建ての物件であれば、1ヶ月の賃料は5~25万円前後になります。
この賃料の差は、名護市も広いので、中心地から郊外ということであっても、かなり賃料に差が出るのです。
50坪くらいになると、賃料は25万円程になりますし、那覇市と異なるのは、沖縄県民に欠かせない車を停めるスペースもこの賃料に含まれているということです。
3.リゾート地の恩納村はいくら?
よく初めて沖縄を訪れる方に利用される場所であり、リゾートを味わいたい方にも楽しまれる場所として選ばれるのが、恩納村です。
ホテルで何でもできるようにはなっていますが、そこから出て、ローカルな味を味わいたいという人も多いです。
そこで、恩納村で出店する場合の賃貸料ですが、場所柄、比較的高めです。
15~25坪程のお店であれば、平均で8,9万円前後ですが、車社会の沖縄、ホテルからいける範囲にあればあるほど、そして繁華街であればあるほど、この賃料は増します。
また、この地域は、駐車場代が別途必要になります(1台あたり2000円前後から)ので、それも含めて賃貸料を考えておかなければいけません。
沖縄でも都市によって賃貸料は異なります。
これを参考にして、出店したい先を選んだり、どのくらいの店舗の大きさになれば採算が合うかなどを考えて店選びをしましょう。